First Creation: 2005/10/02

Last Update: 2006/07/28

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楽天オークション

追い詰められると動物は何をするかわからない。窮鼠でさえ猫を噛むくらいだから、理性と感情と本能が複雑に絡み合うニンゲンは、さぞ意外な行動にでるのかと思いきや、実はそんなたいそうなことはやらないものである。

しかし、それは私がニンゲンという種族だからそう思えるのであって、他種族であるネズミや猫にしてみれば、「こいつバカじゃねーの?」とか思われている可能性がなくもない。

というわけで、我慢という単語をそろそろ辞書に登録したらどうだ?>オレ

散財の記録

やることはいっぱいあるわけだ・・・サーバーの構築とか、コンテンツの作成とか、起業のための書類作りとか・・・

それらを土日で終わらせるつもりが、夏休み最終日を迎えた小学生のごとく、全てをほっぽり出してしまいましたとさ。

それで何をやっていたかと言えば、ネット・ショッピング・・・

SDカードは必要・・・なはずだ

手始めに PCパーツ。すっかりお馴染みになった PC SUCCESS で IDE の HDD とリムーバブルの HDD ケースを探していたら、Zaurus 用の SDカードが欲しくなって、誘惑に負けてしまった。

デジカメ用に 2枚注文するところだったのだが、購入直前に、Zaurus の SDカードをデジカメに流用することに思いつき、辛くも間抜けな注文をせずに済んだ。危ない。

このページを見ている奇特な人たちですらまったくどうでもいい話だとは思うが、SDカードは「パワーグローバルインデックス」社 1GB のやつで、Read / Write : 8MB/s だからそれなりに速い部類だ。今 Zaurus に入っているやつは読み書き 10MB/s だったのだが、当時の値段で 2万強はした。今回、読み書きの性能がやや落ちるとは言え、容量が倍で値段は 1/2 (9000円弱)なのだから、大分値下がったものだ。容量単価にすると 1/4 か。悲しくなるな。

それでも、合計すると 3万弱にもなった・・・

バイクはこまめに整備しよう

今週辺りからバイクの前ブレーキが利かなくなり、身の危険を感じ始めたので、今年初めて、バイクの整備をしに行くことにした。オイル交換など丸 1年くらいやってなかった気がする。オイルはリザーブしてあるので、工賃のみで済むのだが、パッドも交換するとなると 1万オーバーは確実と思われる。

余計な寄り道をしないように

釣針がなくなっていたので、バイクを預けた足で釣具屋に行く途中でホームセンターに寄り道。たまにバイクを綺麗にしてみようかと考え、コンパウンドを購入してさっさと退散・・・するはずが、何故かパウダー・ビーズ・クッションを購入しそうになっている自分がいる。

目に入ったのは、短い円柱型をした茶色のクッション(ちなみに、私の部屋は茶色のカーペットが敷かれ、それに合わせたのだ)で、なかなか大きいし、座り心地がよさそう。円柱の両脇部分にレザーが使われており、上部はレオタードみたいな伸縮素材だ。手触りが艶かしい。ちょっとだけ欲しくなってしまった。

店員に尋ねると、展示品は売れない、商品は木曜日にならないと入荷しないという。ここで友人が余計な入れ知恵をしてくれた。「型番を控えてネットで検索すれば、市場価格が分かるんじゃないか?」 家に帰れば、忘れっぽい私のことだ、そのまま忘れる可能性は高かったのに、この件で購入は 80% 決まったようなものである。まぁ、喜んで携帯に型番を入力する自分も悪い。ちなみに、携帯のカメラに写すなどという高等テクニックは、私には 10年ほど早いようだ。その場で気づかなかった。

釣りは娯楽と思い知らされる

ホームセンターでの買い物を済ませて、喫茶店で時間をつぶした後、友人と釣具屋に行ったらリールが欲しくなって購入してしまった。

最初から購入するつもりは 40% くらいはあったわけだが、何が何でも買おうとは思っていなかった。小さなリールが 3K 弱と安かったのがいけないんだ・・・と思ったら合計 5K 超えた(この辺りから単位をあやふやにしてしまおうとする筆者の意図が感じられる。って自分のことだろ)。

ここで真理をひとつ思いついた。

投資が結果に反映されるとは限らない(努力が報われるとは限らない)

株のトレーダーは同意してくれるだろう。

私に特化した警句はこうだ。

投資が結果に反映されたためしはない

ため息が出そうだ・・・株はやらない方がいいな。

意外と安く上がった整備費用

バイクを引き取りに行くと、5K くらいで済んだようだ。ブレーキ・パッドは問題ないからその程度で済んだという。問題ないって、ホントか? 疑いつつ、帰り際、思い切り前ブレーキをかけてテストしてみた。以前はできたジャック・ナイフができないじゃないか。ジャック・ナイフというのは、後輪を跳ね上げるほどに前ブレーキをかけて魅せる技の名前で、世の中にはそのままの体勢で走っていく高等技術もある。

昔に比べて格段に利き目は落ちていたが、ブレーキはかかったし、ま、いっか。遠い将来、お金が入ったら、いいブレーキに換えてやるからな>マイ XR

思いのほか安く済んでしまったわけだが、よく考えると釣具の出費で相殺である。

オークションに参戦

ホームセンターで控えておいた型番で検索できない。一般的な商品型番ではないようだ。店舗内(流通含む)でのみ通じる型番だったのだろう。しょうがないので楽天でネトショ。

さして心惹かれる出し物があったわけではなかったが、ついつい見入ってしまう。そのうちに、新着順で並べ替えたら 1円とかいうのが目に入った。ヤフオクでならよく見かける客寄せが、楽天の、それもオークションとは関係ないコーナーに出てくるとは思ってもいなかったので、いささか驚いた。

入札方法がクローズドとなっていて、幾らが最高値になっているのか分からないようになっている。入札数は 20件ほどで、23:55 で締め切りだった。あと 30分ある。

落とせるとは思っていなかったが、冷やかしついでに参戦することにした。

冷徹に戦術を立てる。

通常: 15,800円

他に似たような商品がないかと検索、やや小さめのビーズ・クッションが 60K くらいだった。デザインはまるっきり異なるが、大きなものだと 15K くらいはしている。

容積が増えれば増えるほど値段も増すのだろうから、通常時、この商品の販売価格を 10K と見積もった。要はそれ以下で手を打たなくてはいけない。しかし、通常(と思われる)値段で購入するのも馬鹿ばかしい。なるべく底値に近い値で入札しようではないか。

冷徹に計算する。

1. まずは半分の値段にしよう

15800 / 2 = 7900 が基本となる。

2. どうしてもこの商品が欲しいという入札者の気持ちを考えてみよう

おそらく通常価格に近い値段をつけるだろうから、その場合は潔くあきらめる。

3. それなりに欲しいという入札者の気持ちを考えてみよう

おそらく通常価格の半分に、幾分プラスした値をつけるはず。となると、競り合うのは 8000円〜9000円にかけてだろう。この値段には 600円の送料が入っていないから、8400円くらいが高値になるはずと見込んだ。

4. 私の気持ちをプラスしよう

8400円が高値だろうから、ちょっとだけ購入したい気持ちをこめて 8600円で入札した。

結果

ドキドキしながら入札結果をみたら・・・おめでとうございます。つまり落札してしまったわけだ。

気になって他の色違い 2点の入札結果を見てみた。おそらく出品者(店)の関係者と思われる人物が、どちらの商品にも 8400円の値段をつけていた。多分、私が入札した商品にも、同じ値段をつけているはずである。

IDが別なら関係者じゃないかとも思えただろうが、普通の人間が色違いなだけのクッションを何個も買うわけねーだろ。姑息な真似を。1円で出したのなら 1円で売ってみろ。危なく 10K とか入札しそうな自分がいたぞ。

鉄壁ミュラー張りの冷静さを誇るオレだからお互いが平穏に済んだんだ。これがビッテンフェルトだったら、入札結果を見た途端に 1000通/1分 のクレーム・メールを送り始めて、出品者のメールボックスどころか、サーバーごとパンクさせていたただろうよ。

などと出品者の戦術を見切ったことを嬉しがっているが、これで通常の販売価格が 6K くらいだったらヘコムな・・・

そんなこんなで今日は散財づいている 1日だったわけだ。当然、やるべきことは山積している。はぁ・・・

後日談

10/3、まったく同じ商品が送料別で 9,800円で売られていた。ということは、1,200円くらいしか得をしていないわけである。しかし、損するよりはましと考えることにする。

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