Bloody Mary  

First Creation : 2006/08/06

Last Update : 2006/08/06

Bloody Mary > Column > 2006/08/05 - Saturday

女川で釣り

久々の遠出。そして釣り。

徹夜明け

出発前

前日、23:00 から寝ようとしたがまったく眠れず。遠足前の小学生のように興奮したのだろう。それにしても、いまどきの小学生も遠足を嬉しがるのだろうか。私なら授創立記念日の方が時間を自由に使えてよほど嬉しい。夏休みならもっと嬉しい。大量の宿題がもれなくついてくるにしてもだ。先生も、後々採点で自分の首を絞めることになるのだから宿題なくせばいいのに。

そんなことを考えながら 1:00 まで眠ろうとがんばっては見たものの、どうやっても眠れなかったので、ネットで車の情報を調べていた。正確には、車のパーツの情報である。レカロのシートが良さそう、とか、エアロ着けようかな、とか。とりあえず、現物が来てから考えるとしよう。先日、免許もないくせに駐車場を借りて車を注文をしたところである。車種はトヨタ MR-S 。実用性は皆無だが、バイクの延長と考えているので OK 。人生は好き勝手にいきたいものである。

出発

3:30 に、今から行くと電話がかかってきた。いつもならば寝ぼけつつ「 OK OK 」と OK じゃないのに適当な言葉を返す私だが、現時点でのコンディションは万全である。朝方くらいに力尽きるだろうが。

朝日
どうも久しぶりに朝日を拝んだ気がする。

2 時間ほどかけて牡鹿半島に着き、なかなか釣具屋が見つけられないので場所を覚えている女川港の釣具屋でエサを購入。 7 時前に女川の寄磯というところに到着。

寄磯1
寄磯2 - 釣りをした方向の景色

早速釣りを開始する。

寄磯

投げ釣りはどうもイマイチである。周りに釣り人がいないから、他にどんな魚がつれるのかも分からない。釣具屋のおっさんはアイナメ、カレイ、メバル、タナゴとか言っていた気がするが、女川まで来て釣果なしでは悲しすぎる。

しょうがないので、そこら辺で群れてる魚を狙うことにした。

コマセとトリックエースでどんな魚もイチコロである。なお、トリックエースとは、コマセの中に二重になった針をくぐらせて、生エサで釣ってしまおうと言うサビキの一種である。

開始と同時に入れ食い。チカである。そういえば、何年か前に女川港でサビキをし、かなり釣った記憶がある。チカはワカサギと同じ属 ( サケ目キュウリウオ科ワカサギ属 ) らしいので、唐揚げにしようと決意。

面白いように釣れる。その代わり投げはさっぱり。場所を変えることにした。

泊?

車中で意識が飛んでしまい、気づいたらどこぞの漁港にいた。ここも同じようにさっぱりだった。メバルは結構釣れるのだが、小さくて全てリリースである。

何事にも飽きやすい私が趣向を変えてチョイ投げしたところ、 1 投目でいきなりカレイがヒットした。どうやらここはチョイ投げが正解のようだ。遠投の方が釣れそうなんだが、そういうものなのか。

2人の友人たちもチョイ投げに変更し、一人当たり 2 〜 4 匹は釣った計算になる。近年まれに見る釣果だった。また来ようと誓って帰宅。

夕日

釣果

カレイ 7 匹とメバル

私は 3 枚上げたが、妻子持ちのために 2 枚だけ持って帰った。どの道 3 枚も食えはしない。チカも 10 匹程度を引き取った。あまり数があっても、独り者は余らせてしまうのである。それでは釣られた魚も浮かばれまい。

調理

食べたという証拠がないと「またキャチ&ダストかよ」と言われてしまうので、とりあえずチカの唐揚げ写真を。

チカの唐揚げ

頭と内臓を取って、小麦粉をつけて揚げただけだ。やや焦げた魚がご愛嬌である。塩を振って熱々のところを食べた。飲むつもりもないビールに手が伸びてしまったくらい美味い。自分で釣った魚は格別だなぁ。

それからカレイの煮付けを掲載するつもりが、酔っ払って撮る前に胃に消えた。

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