First Creation: 2005/12/17

Last Update: 2006/07/28

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不慣れな宅配人

キラキラ星の数え年で 27歳になる私であるが、この年になって初めて靴擦れを体験した。

なんと、靴擦れというのは、足の皮が肉からはがれた状態になることらしい。水ぶくれの水がない状態とでも言えばいいのか。道理で痛いはずだ。しばらくすると水ぶくれになるらしいから、これ以上悪化しないように気をつけよう。

明日はスノボ。ちょっとだけ嫌な予感がする。

なお、キラキラ星のことを知りたければ、銀河英雄伝説の小説を外伝まで含めて読んでいれば、オリビエ・ポプランがいずれ話してくれる。

3Dゲーム

ゲームがしたい。それも 3D のやつだ。

私の使っている Matrox P650 は、2D の画像処理はとてつもなく綺麗なのだが、3D 機能が良くない。良くないどころか、DirectX 8 までしか正式に対応していないせいで、Direct X 9 を使うゲーム等をやると PC が落ちてしまう。

もしかするとクロックアップのせいかとも思い、何度かノーマルで稼動させたり BIOS のメモリ等のオプションを変更したり、Matrox のグラフィックオプションをいろいろいじったりしてみたが、結局解決には至らなかった。

それ以外では、一ヶ月つけっぱなしでもなんともないほど安定した、いいマシンなのだが。まあ、Patrox の P650 は、ASUS の P4P800 系マザーボードと組み合わせが悪いという話を聞くから、相性のせいなのかもしれない。

というわけで、何週間か前に、思い切ってグラフィックボードを購入した。といっても通販だが。

GALAXY 6600GT AGP /128MB GDDR3-128bit /Dual-DVI /TV-Out /SmartFalsh /FAN /BOX Dual-Bios モデルである。あこがれの GeForce 系グラボだ。選択の基準は、AGP であること、Dual DVI 端子を備えていること。最近 DVI 端子が二つあるグラボは PCI Express しかないのだが、ようやくこの商品を見つけたので、即買いしてしまったわけだ。

注文から 2週間も経過した頃、ようやく商品が到着した。グラフィックボードを取り付け、PC を起動させ、ドライバをインストールした。再起動させたところ、電力不足であるとの警告が出た。よくよく説明書をみたら、グラフィックボードに電源をつけなければならないようだ。AGP ポートからの電力供給じゃおっつかないのか。どれだけ電力喰うんだ。ちょっとしたカルチャーショックである。

スタートボタンを押して「シャットダウン」を選んだ。PCカバーの側面を開けっ放しにしていたので、電源が OFF になるころを見計らって電源ケーブルをつまんだら、変なところに接触したらしく、青白い光とともに PC がいきなり落ちた。

さすがにこれにはビビってしまい、おそるおそる電源を入れるたのだが、何事もなかったかのようにデスクトップが立ち上がってくれた。

心臓に悪い。

ぱっと見、デスクトップの美麗さでは P650 の方が勝っている感じがする。P650 の方が素直な画面だった。6600GT の方は、コントラストが強くなったような、陰影が強調されているような、そんな感じ。

二つを並べて比較したわけではなく、(記憶力には定評のある)私の感覚的な判断だから、実のところ、大して違わない可能性はある。

ともあれ、このグラボを買ったのは、実は TWO TOP で、鬼武者3 PC版のデモを見たせいなのだ。そのグラフィックの綺麗さは、コンシューマ機のそれとは比べ物にならない。PS2版はプレイしたことも見たこともないが、私が今までやったゲームに比べると、細かい部分まで鮮やかに再現されている気がする。テレビとモニタ、ハードの処理性能、それに、データ自体がより美しくなっているからなのだろうか。

とにかく、そのインパクトといったら、ちょっと覚えがない。

3D ゲームへの欲求が高まり、強迫観念にまで追い詰められた私がどうなったかというと、こうして鬼武者3 PC版を購入して遊んでいるわけだ。

1280 * 1024 の画面でプレイする鬼武者3 PC版。えもいわれぬ美しさに、時の経つのが早く感じられる。

あれ、土曜日はどこへ?

宅配便

何日か前に、宅急便が届いた。

いきなり荷物を送ってくれる人間には心当たりがなかったが、伝票を渡されたときに、ちらっと昔の知人の名前があったので、なんとなく納得してサインをした。

その後、荷物を開封すると、大量の魚と一緒にしょっつるが入っていた。おそらく、これで調理しろということなのだろう。

独身であると知っていながら大量の魚を送ってくるとは? 釣りが好きなことを知っているから、釣果を自慢したいのだろうか。なんとなく解せぬものを感じながらも、とりあえず感謝のメールを送った。

すぐに返信があって、そんなの知らない、とのこと。

これは間違いで配達されたのかも知れないと思い、送り状を探したが、どういうわけか、その荷物には送り状が貼っていなかった。返品しようにも、どこの業者かも分からないではないか。配達人はどういうつもりなんだろうか。

手がかりは途絶えた。砂漠の中からダイヤモンドを探さねばならない不安と言えば大げさに過ぎるが、小さな棘が指にささったような気持ち悪さがある。

ともかく、何人かにメールで聞いてみたのだが、やはりそんな荷物は知らないとの返事だった。

時は過ぎ、そして今日。

間違いに気づいた業者がやってきたときは、哀れ魚はそのほとんどが処分されていた。かろうじて未開封だったしょっつるだけを、送り先に渡してあげるよう言っておいた。

送り主には悪いことをしたな。いや、オレが悪いわけじゃない。だいたい送り状がないってのはどういうことだ? 何かの陰謀か? そして秋田で獲れる赤い魚って何だ・・・? それが重要だ。

2006/07/28 時点で、赤い魚 = はたはたであると確信。実際に魚を見る機会があった。

教訓

  • PCパーツをいじるのは、完全にシャットダウンした後。念には念を入れて、PCケースの電源を OFF にしてからにすべきだ。
  • ゲームをする時、絶えず、自分は何歳かと自問しよう。
  • 一人暮らしの男は、大量の魚を前にすると途方にくれる。間違いない。

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