2009/4/25 土曜日

LPIC レベル 2 の怪

Filed under: 戯言 — Charlie @ 19:33:12

LPIC Level.2

いよいよ LPIC 202 試験が明日となった金曜日、前回の 201 試験でかろうじて合格したものの、散々な成績を取ったことでやる気激減、しかし不況の波が身内に押しかけてしまい、資格手当てを当てにせざるを得ない状況の中で、否応なしにストレスはたまっている。

その重圧は、小遣い銭欲しさに勉強していたときの比ではない……いや、ちょっと大げさ。まあ 1.2 倍くらい。

とにかく、そのプレッシャーでお腹いっぱい、食傷気味だったので、「万全の状態で試験に挑む」という建前で自分を誘惑し、 22 時前に寝た。世の中、逃げるという選択肢だってあるのだ。

202 試験当日

10 時間ほど眠り、自然に目が覚めた。気分はそれなりに良くなっていたが、天候の機嫌が悪かった。
1日を通して 60mm、 10 分間の降雨量が最大 2.5mm という仙台市では今年最大級の強い雨の中、電車に乗って試験会場へ向かった。

私にしては珍しく、時間に余裕をもって 1 時間前に出た。時間が余ることは分かりきっていたのだが、家にいてプレッシャーに襲われるくらいなら、早く会場について余裕ぶっていたほうがいいだろうと考えたのである。 88% 個人的な意見だが、早くついている人はデキソウな人に見える。自らそれを実現することで自己暗示をかけるわけだ。

しかし、ただぼーっと待っているのは性に合わないので、 LPIC の内容をまとめたテキストを、お馴染み Eee PC 1000H に放り込んで、試験会場に持って行った。この判断は的確だった。電車の待ち時間も、ゆとりを持って待っていられた。また、試験会場で 30 分も勉強していられたのである。

今回は、試験範囲が思っていたのと違っていたなどという間抜けな事態を避けるため、 LPIC で公開されている試験範囲をダウンロードし、教科書と一緒に常に試験範囲を確認しつつ勉強してきた。これならば、 7 割程度は確信を持って答えられるに違いない。

敵兵力我が軍より劣る

そう報告を受けた指揮官の気分だった。

努力は報われれるんだよとか余裕こいていたら、試験始まって 1 問目で固まった。

なんと、 1 問目から回答に自信がない。しかし、これはたまたま分からない範囲が前半に出題されたのに違いない。後半から予定調和的な問題が出題されるんだろうと思っていたらとんでもない。分からない、もしくは自信がない問題にチェックをつけていくと 40 問近くにもなった。 60 問出題される問題のうち、 40 問が微妙ってどういうことだ?

さらに頭を使って、多分これで合っているだろうと思われる問題からチェックを外すと、 25 問になった。ちなみに、残りの 35 問が仮に全問正解だとしても、正解率は 58% になり、合格には届かない。
「25 問中、 4 問くらいまぐれ当たりすればいいんでしょ? 余裕じゃない」と思うだろうか?
実はそうではない、 40 問の内、 1 割程度は外すであろうことを考えたら、 8 問程度はまぐれ当たりをしてくれないと受からないのである。

25 問中 8 問といったら、 32 % しかない。私の合格する確率はたかだか「ジャンケンで勝つ」程度のものでしかないのである。「あいこ」と「負け」は、すなわち「負け」なのである。

試験の問題が、勉強してきた LPIC 教科書レベル 2 第 2 版、いわゆるあずき本の出題範囲を超えている。確かに、出題範囲が変わって増えたり減ったりした分はある。自分自身で出題範囲を編集しながら勉強したので、取りこぼしたところも数% くらいはある。でも本質はそうじゃない。

たとえば出題範囲で、今回新たに増やされた Courier-IMAP や dovecot が出るということは分かっていた。しかしその出題のされ方が想定外だった。設定ファイルをある程度暗記していないと答えられないような問題なのである。

201 ではコマンドのオプションを答えさせる問題があったので、コマンド・オプションを十分に覚えて行ったら、 202 は設定ファイルを暗記していることが最低限の条件ときた。理解ではなく、暗記である。

えー…

そして何故かネットワークの問題があるじゃないか。それって 201 に移動したはずだよね?
出題されたのは netstat のたった 1 問だったが、受験のたびに問題は変わるはずなので、全部で 3 ~ 4 問くらいは潜んでいるような気がする。

そんなこんなで、なんというか、 LPIC って応用力を求められるんじゃないかと勝手に思っていたのが、完全に暗記中心ということが分かって疲れてしまった。

本来、オプションなどというものは、 man で説明を見ればすむだけの話なのだが。やはり私は資格を取るのに向いた性格ではない。暗記って、一番苦手。

話が違うではないか。あれは囮だ。

自軍より少ない敵と戦うつもりでいたのが、単なる囮と分かり、さらに本隊と挟まれて愕然とする指揮官の気分を味わった。

もういいや適当に逃げろってカンジ。

いやいや、投げやりになってはいけない。適当にやるといい的になるだけなので、ここは整然と、最後まであきらめず、退却することに。もう 1 周、問題のチェックをして完了ボタンを押した。

閣下、何とか逃げおおせました

かろうじて全滅は免れた。とうぜんギリギリ

経費
品目 料金
LPIC レベル 1 教科書 \3,990
LPIC レベル 2 教科書 \3,990
LPIC 101 試験 未受験
LPIC 102 試験 未受験
LPIC 201 試験 \15,750
LPIC 202 試験 \15,750
小計 \39,480

※ まあ、不要になった教科書は次の人に回すことが決まっているので、教科書代は \3,000 くらいで済む。だから、実際にかかったのは \35,000 くらいか。あんま変わらないか。

そしていずれレベル 1 も受けなければならない。また \31,500 の出費…

LPIC 202 対策の一環

  • LPIC の出題範囲を念頭に置く
  • 各種設定ファイルの項目について暗記
  • コマンドを打って慣れておく。オプションは出なかった。
  • SSH のポート転送の仕組みと設定方法
  • 何故か「netstat -r」 (つまり route コマンド) の出力結果で、 Gateway が「-」になっている場合の意味を問う問題が出た。
  • ブート時のメッセージについて、ある 1 部分を出題して、「カーネルへの引数を渡すとき」「ハードウェアのイニシャライズ時」「デーモン起動時」とか選択させる問題
  • Courier-IMAP の設定ファイル
  • /etc/mail/access の書式について。クラス C のネットワークから RELAY 許可させるための書き方。
  • postfix の Global Configuration File のパス
  • httpd.conf の MaxClient とか MinSpareServers とか MaxSpareServers とかの意味。混雑時のチューニング。

他にも思うことはあったけど忘れた。
とりあえず、問題集を買って慣れておくしかないかも。
SSH のポート転送については予想外だった。ひねりすぎじゃないか。
LPIC はもうちょっと一般的な問題、実業務でよく使うコマンドとかトラブルを回避する設定とかにした方がいいんじゃないだろうかと思ってみたり、でも無駄だろうとか思ってみたり。

2009/4/19 日曜日

LPIC 受験

Filed under: 戯言 — Charlie @ 16:45:24

LPIC 202 までの道のり

先日 LPIC の 201 を運だけで取ったはいいが、結果のひどさにうんざりしてやる気が出ない。 9 割方義務感に支配された精神状態で、 LPIC レベル2 の教科書を勉強している。この時点で目標達成率は 6 割を切ってると思う。

金曜日は、酒に弱い私にしては珍しいほど飲みすぎて二日酔いになり、土曜日がまるまる 1 日つぶれてしまった。ヤベー。

そして試験まで残すところ 6 日となった。

先週は教科書の 202 の章を勉強していた。次回受験するのが 202 なのだからあたりまえである。しかし今週は 200 ページくらい巻き戻って、 201 の章 (Samba/NFS や LILO) を勉強している。先月やってたところだ。そして来週はいくつもの章から細分化されたパーツで構成された、別の新しい章 (トラブルシューティング) を勉強するだろう。

何でこんなややこしいことをしているかと言えば、ひとえに出題範囲が変わってしまったせいだ。新出題範囲に対応した教科書がまだ出ていないため、 LPIC のウェブの出題範囲を見ながら自分で教科書を編集しなおしているのである。ものすごい手間だ。

まあ、新 202 の出題範囲は、前 201 出題範囲から 2 章分くらいかぶっているので、その分楽ではある。と思い込もうとしている。自分を騙さないとやってられない。

毎週毎週休みは勉強でつぶれるわ、平日も帰ってきてからだらだらやってるわ、そろそろ遊びに行きたい。釣りとかキャンプとか。ツーリングでもいい。

息抜き

といいつつ先週は新型テントの試し張りにキャンプ&花見に行って来た。

新しいテントというのは、スノーピークのアメニティドームだ。

スペック的に、コールマンのウェザーマスタータフドームテントと最後まで争っていたが、最終的にアメニティドームを購入したのは次のようなワケがある。

ウェザーマスターは、 2 ヶ月前まで 27000円で通販していたのである。今思えばその時買っておくべきだったのだ。しかしその後じりじりと値上げを起こし、今では 33000 円がデフォルトになっている。オクでも 3 万かな。

そして一人で使うには広すぎるそれらのテントの購入を、ある程度本気で決意したある日、ヤフオクを見ていたらウェザーマスターが出品されていた。入札してみた。駄目だった。仕方ないので、オクで Wild-1 の優待券 (15%OFF になる) を手に入れて、店に行ってどちらを買うか決めることにした。

泉の Wild-1 に行ったらアメニティドームが張ってあった。その姿に一目ぼれしてしまった。何というか、広いのである。また前室も広い。そこで 3 人くらい寝れる。寝ないが。

まあ、ファミリードームテントだから、アメニティドームもウェザーマスターも広いのが当然ではある。しかし、 2 人用のテントしか使ったことのない私には衝撃だった。ホームレスになったらこれを持って山に篭ろう。

消極的な決め手になったのは前室へのアクセスのしやすさと、居住空間の広さだろうか。アメニティドームの前室は、前方と右側の 2 箇所から入れるようになっている。また、アメニティドームの居住区は 2.7m 四方の正方形だったのに対し、ウェザーマスタータフドームテントは 2.4m の正方形だった。どうせ 2 人用テントを持っているのだ。もう一つは大きいほうがいい。

しかも、アメニティドームには、テントの防御力を高めるグランドシートと、インナーテントに敷いて居住性を高めるためのインナーマットがついた「マットスターターセット」なるものがあるのだ。値段は 6 千円高くなって 4 万円弱。

4 万か、うーむ。悩む。

しかし私は見た。アメニティドーム・マットスターターセットに、 Wild-1 限定、スノーピークのハンマーがおまけでついてくるとの張り紙が。これはもう買うしかないと魂が囁いた。ウィスパード。

そんなわけで、息抜きとの名目で、アメニティドームと、コンパクトなダウンシュラフとテーブルセットを持って、丸森の不動尊公園キャンプ場に行って来たのが先週のことである。

桜は満開、来る途中の桜は場所によっては葉桜だったりもしたが、不動尊公園の桜はちょうど時期だったらしく、すごく綺麗だった。炊事場の近くの小川に沿って桜が咲いていた。

そんな中、肝心のテントを、マニュアルを見ながら苦労して立てた。最初だからまったく勝手が分からず、たぶん小一時間はかかったんじゃないだろうか。次は 30 分以内で立てられる。と思いたい。まあ、ダンロップの R-224 ですら、最初は 30 分もかかってたからなぁ。ちなみに、ほぼ初心者である。キャンプ、キャンパー、キャンペストで言ったらキャンくらいだ。 1 文字足りない。

肝心のテントはと言えば、もともと金物屋だったスノーピークのテントだからどうなんだろうと心配していたのだが、居住性に関して言えば文句なし。一人で立てづらいのが難点。スペックは後述するが満点。雨の日にインナーだけ先にたたみたいとか言いださければ、撤収は簡単。ああ、小川のステイシーが欲しい。

ちなみにアメニティドームの耐水圧はミニマム 1800mm となっているが、使っている生地はウェザーマスターと同じなのである。ウェザーマスターはフライ 3000mm 、ボトム 10000mm となっていて、スペックだけで言ったら大型の台風でも耐えられる、かもしれない ( 耐水的に )。実際は雨より風の被害の方が深刻と考えられ、風速 30m/s とか言った日には、水は染みてこないけど、風圧でポールが曲がったりフライが破けちゃった、なんてことになりそうだ。

というわけで、居住空間を確保して安心した私がテーブルと椅子でくつろいでいると、通行人に話しかけられた。次から次へと。「寒くないか?」とか、「テントは自分で持ってきたんですか?」とか、そんな感じで。

そんな珍しいか? まあ、確かにテント張っているやつは私以外いなかったが。泊り客も 1 組、コテージの方にいただけのようだが、でもそんな珍しいか?

アクセスを考えて、炊事場に一番近いサイトに陣取ったのが失敗だった。その場所は、小川にかかる橋の隣で、通行人の行き来が激しいところだったのだ。まあ話すくらいいいけど。

その日はまったりと花見をした。

夕食を食べ、近くの温泉に入って眠りについた。明け方。寒い。シャレにならないくらい寒かった。シュラフはダウンだから、オレ暑がりだから、とかすいません山を舐めてました。

そうだった、何年か前にもゴールデンウィークにツーリングキャンプに行って同じ思いをしていたじゃないか。いい加減憶えろ。

リストラってマジですか

そして先ほどのことである。

先々週リストラなんて珍しくないとかいうこと書いたら、叔父がリストラされたらしいと叔母から電話が。確かに今時珍しくねーな。

田舎の方は再就職厳しそうなんでいくらかでも援助する必要があるだろうなあ。向こうからは死んでも言い出さないだろうが、死なれてもねぇ。まあ、私も身内には少しだけ甘くなるわけで。

とりあえず試験がんばって、資格手当て分を仕送りするか。ありがとう、ちょっとはやる気が出たよ (苦笑

意思が変わらないうちに、何とか来月まで生きられそうなお金を残してネット銀行で振り込んだ。給料日過ぎたばかりなのにもう金欠ってアリエナイ。これじゃどっかの上司と同じじゃないの。

2009/4/4 土曜日

LPIC レベル2

Filed under: 戯言 — Charlie @ 23:51:25

会社がつぶれるって珍しくないよね

世の中、派遣切りだ、リストラだ、ホームレスだ、等と騒がれる中、うちの派遣はあまり影響がないようだ。

リストラ? 馬鹿言うな。慢性的な人手不足なんだからもっと入れろ。

という感じ。もしかすると影響しているのかもしれないが、下っ端の身としてはたいして興味はない。

興味があるのは身に降りかかる災難をいかにかわすかということと、さほど多くない趣味に関することだけである。

降りかかる火の粉は払わなければならない。だとすると元凶を放置しておいていいのだろうか? 遠く安全な場所からビール片手に見物? それもいい。だがしかし、燃え盛る木造の家は、速やかにぶっ壊すべきだろう。

過剰防衛と言うなかれ。これが危機管理というものだ。

やられたらやり返すハンムラビ法典信奉者的な性格。一言で言うならしっぺ返し。これが私の基本動作になっている。

危険思想のようでいて、何事もなければ平和に暮らせるわけで、実際これまでの人生の大半を受身と惰性で暮らしている。精神的な脊髄反射で生きていると言っても過言ではない。自然と受動的な体質になるわけだが、常識的な会社で働いていればさほどストレスを感じなくて済むというメリットがある。

一方で、何事もない日が続くと、「刺激を受け続けることで閾値が高くなり、だんだん反応しなくなる海綿動物」のように、精神的に不活性化してしまう。最近はおかしな人間が身近にいないせいで、仏様になったんじゃないかと思ってしまうくらい穏やかだ。

と言った舌の根も乾かぬうちに

そんな海月 ( 水母。クラゲ。海に浮かんでいて偶に刺す。お盆過ぎに大量発生するあれ ) のような人間から言わせてもらえば、不況だアンチ派遣村とか言ってる人たちは、マスコミに踊らされている。

自分にとって不利益というなら話は別だが、あんま関係ないよね?

救助活動に対する文句を言うのは、見ていてあまり良い気持ちにはなれない。何やら他人の足を引っ張っている人間を見るような気分になるからだ。

もっとも、そういった人たちにも言い分はあるはずだ。

選ばなければ仕事なんていくらでもあるんだから甘ったれるなとか、自分ならこうするから彼らもああすればいいとかいうアリガタイ意見だとか、自分が頑張っているのに救済されずなんで彼らだけが救われなきゃならないんだとか、とりあえず金くれだとか、まあ、色々思うことがあるのだろう。

支援を受ける人たちの中には、この機に乗じて得をしてやろうとか、楽ができるとか考えているフココロエモノも存在するはずである。だが、その手の人間のために救済措置はよせという意見はおかしい。それは救済する側がフィルタすべき問題であって、本当に困っている人間を救済してはいけない、という理由にはなっていない。

確かに、住む家もなくなっているのに仕事の選り好みをして働かない人間を見ると、自分で何とかしろよという気分になるのも分からなくはない。しかし、真剣に探しているのに仕事が見つからないという人だっているはずだ。比率はよく分からないが。

それを踏まえた上で、救う価値がない人間を間違って支援してしまったとしても、大量の失業者を放置するデメリットの方が大きいのではないだろうか。生活保護でかえって余計な税金使われたり、治安が悪くなったり、国の体裁も悪くなったり。

だからまあ、他人のやることに首をつっこむのはやめようじゃないか。所詮他人事だ。

ちなみに私は派遣村に関しては何の感慨も抱いていない。助けてくれと頼まれたならまだしも、能動的に援助しようという気はさらさらない。

自分で自分の面倒が見れない人間は、生きていてもしょうがないと思っているからだ。いや、これは自分自身に対する戒めの言葉であって、支援反対というわけでない。臓器移植してまで生きながらえたくない、という心理と同じ。

話題に飽きた

最近は体面というものを特に気にするようになってきた。体面というよりは恥だろうか。

歳を取るにつれ、天界の存在を感じるようになってきたからかもしれない。

死ぬのなんてまだまだ先のことさ、という考えとは別に、ふとした拍子に死の気配を感じるような気がするのである。災害についてのニュースを見ているときや、環境問題の記事を読んでいるときや、釣りをしているときにそんな気分になると、「死期でも迫っているのか?」と心配になってしまう。

死は紛れもない現実であるにもかかわらず、あまりにも現実とかけ離れた現象だ。死を怖いと思うのは、得体が知れないからかもしれない。

死は無だと言われる。そう、生者には証明不可、到達不能と思われるところが似ている。

死んだ後、現在の肉体とはまったく異なる原子や素粒子の波となって、最終的に擬似生命のようなものになったら面白いのだが。

本題

4/4 (土) に LPIC レベル 2 の試験を受けに行った。

LPIC とは Linux の認定試験のことである。レベル 1 の資格を得るためには 500 ページもある教科書の前半部分を範囲とする 101 に合格し、さらに後半部分に相当する 102 に合格しなければならない。レベル 2 も同様で、 201 と 202 を合格しなければならない。

当然、レベル1 の資格を持っていないとレベル2 の資格がもらえない。

うちの会社からレベル2 を取れと言われたとき、 LPIC に関する情報なんてなかったので、 レベル1 とレベル2 の 2 つの試験を受ければいいんだなと簡単に考えていた。

会社からは、レベル2 に合格すればいい、合格したという事実さえあれば、資格は後でもいいから、と言われていたので、とりあずレベル2 から受験することにした。この辺りで、やれといわれたことを渋々やっているのが分かる。

そして 3 月から勉強の日々を過ごして来た。

先日 201 の受験予約ができたので、おっとり刀で出かけてみた。最初はさくさく入力していったのだが、次第にうなり声を上げたくなってきた。

あるコマンドのオプションを書けとか言われるわ、見覚えのない出題範囲が出ているわ、 1 章分の範囲 Samba / NFS の部分がごそっとなくなっているわ、見直しのために分からない問題にマークをつけていったらちょうど半分になった。つまり、 60 問中の 30 問である。

だいたいオプションを書けという問題はひどすぎるじゃないか。 6 割の正解率で合格できるらしいが、単純な 4 択とかならまだしも、入力問題や、複数チェックの問題があるので、勘に頼っていたのでは合格までに相当な出費を覚悟しなくてはならない。ちなみに 1 試験 \15,000 くらい。

見覚えのない範囲はネットワーク系の内容だった。ネットワーク系の仕事をしていたことはあるが、コマンドの細かいオプションなんて覚えていないし、無線のコマンドとか言われるともうお手上げである。だいたいサーバで無線ってあまり使わないだろ。何度アミダクジを作って選択してやろうかと思ったことか。

不幸中の幸いだったのが、 見覚えのない範囲に BIND が含まれていたことだ。仕事の関係で BIND には若干馴染みがあったので、やればできると言い聞かせ、発熱するほど頭を使って答えをはじき出した。

問題を終了させたとき、ギリギリ受かったと分かって冷や汗が出た。

アブネー。やはり神はいるね。努力を認めてくれたんだね。でもこんなことで運を使わせないでよパパン。

  • 出題範囲の変更→不運
  • 合格→幸運

相殺してくれないかな。

え、オレ? もちろん無神論ですよ?

たわごとは置いといて、 Linux 教科書 – LPIC レベル2 第2版が役に立たないのはどういうことだと小 1 時間ほど問い詰めたい気分だった。家に帰って LPIC のネットをみたら 4/1 から出題範囲が変わっていたギャフン。

こっそり出題範囲が変わっているなんて思いもよらない。

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