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船釣り – ヒラメ五目 & カレイ釣り

準備

船釣りの準備 ( 特別編:ヨリ糸の作り方 ) で予定していた船釣りをすることになった。

今回の目標は、「ヒラメを釣る」でも「カレイを 30 枚あげる」でもなく、「ベストコンディションで挑み、船酔いしない」である。また、裏メニューとして、自作仕掛けの効果と、負荷が高いロッドによる釣果を考察する。

そのために、次のことを心がける。

船酔い対策
  • 十分な睡眠時間。
  • 家を出る前にカロリーメイト等の軽い食事。
  • 暑さ・寒さ対策。時期的に 吸汗速乾素材の Tシャツ、メッシュのインナーウェア、レインウェア程度で OK と思う。暑かったら脱ぐ。
  • 酔い止めを持っていく。
  • 氷を多く入れたポカリを持っていく。
  • なるべく船の中心部に乗る。

というわけで当日の予定を想定しておく。

当日は 2:50 に友人宅集合することになっている。のはずだったが 30 分早まって 2:20 になった (汗 もちろん午後ではなく午前である。

そんな時間に起きるくらいなら徹夜した方がいいんじゃないかという気もするが、そのような真似をすれば過去の実体験から船酔いすることがほぼ確定しているので、小学生ですら真似できないような時刻にベッドに入ることにした。

そして 19 時から 5 時間もベッドの上で眠れぬ夜を過ごした。あまりに寝れなくてネットショッピングでクールマックスの靴下などを買ってしまったくらいだ。ようやく意識を失ったのが 0 時過ぎで、 1 時間後にはアラームに叩き起こされた。昼寝か。

浅い眠りで寝起きはいいが、 5 時間後の釣りをしている時点のコンディションは最悪と思われる。酔ってから飲もうと思っていた酔い止めを、出航前に使うことにした。

というわけで、出発前の確認である。

最終確認
  • 吸汗速乾 T シャツ / 速乾のフリース / モンベル スーパーハイドロブリーズレインウェア上下
  • フローティングベスト / ニッパー / ペンチ / 軍手
  • 吸汗速乾のアルパインソックス / 長靴
  • 船代 \8,500 + エサ代 + α = \11,000 程度
  • 200 号負荷の竿 (← 実験)
  • ヒラメ用の仕掛けを 4 セット分、カレイ用の仕掛けを 3 セット分、 40 ・ 50 号のおもり 3 個ずつ、その他の小物等を必要な分だけ入れた小さめの袋 ( ホームセンターで購入した 15L くらいの撥水スポーツバッグ。 \400 くらい )
  • 氷満載のクーラーボックス / ビニール袋がいくつか / 1L のアクエリアス ( 粉 )

前日にタックル一式を積み込んだ MR-S に乗って、泉中央にいる友人の家に向かう。天候は雨。風はない。出航は問題ない。眠い。

時間通りに友人宅に着き、友人の車に乗り換え、途中 2 人ひろって石巻の釣具屋に向かう。船代を払うためだ。その後、船がつけてある牡鹿半島の港へ向かった。友人が運転する中、睡魔に抵抗できず、若干意識が飛んだ。

港に到着。

船を待って出航。始めに生きイワシを購入するとのこと。何のことかと思っていたら、養殖したイワシを買い付けるために、ポイントに向かうらしい。

イワシ待ちの船が 2 艘並んでいる。最初にイワシを網で寄せる作業があり、時間がかかっていた。 20 分ほど待つころには後ろに 3 艘並んでいた。計 6 艘。これがイワシ渋滞。

最初の船が終わると、次からは時間もかからずさくさく捌けていった。バケツ 1 杯 \3,000 なり。生簀に入れられたイワシは、元気良く泳いでいる。ある程度の群れになって、同じ方向に回ろうとする性質を持っている。

ヒラメ五目釣り

それから 30 分ほど走って最初のポイントへ。ここではヒラメ五目という釣りをする。

仕掛けは簡単で、道糸から三叉サルカンの横方向に 80 cm ほどの仕掛けを結び、針にイワシをかける。上あごの硬いところを貫通させる。孫針は背びれか、腹の方にちょんと刺す。三叉サルカンから下は 50cm 程度の捨て糸に 50 号のおもりを結んだ。

いざ投入。アタリがある。いつものようにあわせると外れる。飲み込むまで待たないとならないらしい。が、しばらーく待っていて、いざアタリがあると、いつもの癖でどうしてもアワセてしまう。

6 時頃から始まって 9 時まで釣果なし。独りボウズ状態。他の連中はソイやアイナメが釣れているのだが。

友人はロッドと仕掛けを換えるよう勧めるが、負荷の高いロッドでも余裕でアタリは分かるし、仕掛けについてももうちょっと考察したいので続行。あくまでヒラメの大物一発を狙っている身としては、特にあせりを感じない。

とは言っても釣れないのは事実。仕掛けを工夫することにした。

まず、捨て糸を 50cm 程度から 10cm 程度にした。これにより、イワシが 3D で縦横無尽に泳いでも捨て糸に絡みづらくなった。それまではけっこう絡んだ。

次に、孫針を親針から 3cm の位置でフリーにした。これはどういうことかというと、孫針を刺すとイワシの泳ぎがおかしくなるのである。孫針が抵抗になるのと、針の重さが負担になって疲れるのだろう。孫針を刺さないことで、元気良く泳ぐようになった。

さらに、孫針をフリーにすることで、対象魚がイワシを飲み込んだときに、早アワセしてもフリーの孫針がヒット、バラシが少なくなる。

孫針を使うデメリットとしては、親針 1 本方式に比べて、針 1 本分重くなるので、弱るのが早くなるのだが、エサの量は十分あるので、取り替えるペースをその分早めても問題ない。

実際 4 時間で 4 人がバケツ 1 杯のイワシを使い切ることができなかった。若干早いペースで取り替えても十分対応できる。ちなみに、 3 人が 2 本針の仕掛けだったのに対し、私だけ 1 本針。これはイワシがフリーで泳ぐ範囲を広く取りたかったため。他の連中は 2 本針の特性上、仕掛けのラインは短めだった。

ヒラメ釣りの考察として、おもりを底から 1m で取ると、ハリスが 70cm の仕掛けでは、イワシが泳げる範囲は 底 30cm ~ 1.7m となる。これはかなり広い範囲といえる。ヒラメは底にへばりつくように泳いでいて、エサが上を通ると浮上して食いつく。ということは、イワシが 1m 付近を泳いでいるのがベストなのだが、ヒラメには違和感なくエサを飲み込んでもらいたい。となると、できるだけハリスの長さをとりたい。しかしあまり長いとラインに絡みつくので、 70cm 程度がベストだろうという考えである。

孫針をフリーにした途端、 40cm 弱のアイナメがヒット。横で釣っていた友人に「やり方が分かった」と宣言する。そいつは「何言ってんだ」みたいな顔をしたが、立て続けにアイナメをヒットさせ、私は内心ニヤリとした。後はタナを変えつつヒラメが釣れるのを待つだけである。

ところが、その後はぱったりとアタリが止んでしまう。私だけでなく全員だ。

船長が無線で「ヒラメが金華山の方であがっている」という情報を仕入れてくれたのだが、イソメ \3,000 分を余らすのも厳しいので、予定通りカレイ釣りをすることになった。ようやくコツがつかめてきたのだが。

カレイ釣り

30 分ほど走ってカレイ釣りポイントへ。

自作のスナズリと三叉サルカンで構成した三本針と、スネーク天秤を使った遊動式仕掛けで釣る。

いやいやエサに触ってアオイソメの頭をチョン掛け。疲れてるし、面倒になってきて長さを切りそろえることもしなかった。

おもりを着底させ、リズミカルにコヅく。すぐにヒット。一度大きくシャクっておもりを着底させ、再度コヅく。しばらくコヅいていると、若干引っ張られるような感覚があり、すかさずアワセた。気のせいか、ちょっと重くなったようだ。

リールを巻き上げてみると 20cm くらいのが 2 枚ヒットしていた。

自作カレイ仕掛けは問題ないようだった。 200 号負荷の竿でもアタリが感じられることが分かった。

ということは、別に竿は何だっていいのである。負荷が高い竿なので、よほどの大物でないと楽しくないし、ほとんどしならないし、疲れるし、というくらいで。

2 回あげたところで、カレイ竿を借りることにした。

さすがに専用の竿だけあって、 40 号のおもりでしなっている。竿のしなりと反発する力とで、コヅキやすい。なるほど、ヒラメ竿はいらないかもしれないが、カレイ竿は 1 本持っていてもいいな。できればヒラメにも使えるように 50 号負荷のロッドがいいかな、と散財の予感。

その後は順調に釣果を重ねた。 20 cm 以下の小さいのはリリースしたかったのだが、針を飲み込んでしまってる奴らは瀕死の重傷を負っていて、仕方なく持ち帰ることにした。その命、なるべく無駄にしませんよ。

ついに \500 分のアオイソメが切れた。あまらせるのも何だと思って景気良くつけすぎたか。というわけで、私的に実績のある、おなじみガルプ・サンドワーム 4 インチ ( レッド ) を使うことにした。

1 本目はアオイソメ、 2 本目と 3 本目にガルプ。仕掛け投入。コヅいていると、ちょっとしたアタリがあり、アワセてみると、お、こりゃー重い。 3 枚ヒットか、大物か、ってことで巻き上げてみると、見事 40cm 弱のカレイがガルプにヒットしていた。

おお、ガルプすごい。

その後、何度か投げ入れるが、アオイソメに小物がかかるばかり。そろそろ終わりにしようという頃に、また重いアタリが。ぐーっと引く感じがある。巻き上げると重いが、さっきよりは軽い。あげてみると、 30cm オーバーのカレイがガルプを食べていた。

結論としては、カレイの仕掛けはこれで完結している。まさにパーフェクト。カレイは小物を釣ってもしょうがないので、できれば針は 14 号以上の大きなものを使いたい。

構想としては 1 本目 14 号のカレイ針にアオイソメ、 2 本目は 16 号のカレイ針に 4 インチのガルプ、 3 本目に 18 号のカレイ針に 6 インチガルプ。針の色は黒、ガルプは赤が実績があるが、念のためアオイソメと同じ色のナチュラルサンドワームと、奇をてらってグローかホワイトを入れておいてもいいかも。

このやり方だと、アオイソメ消費量は抑えられるし、大物が狙えることが分かっている。アオイソメに小物が食いついたときがむしろ勝負、みたいな。カレイの立てる砂煙が、他のカレイの食い気を誘発、ガルプも自然な誘いになって大物の予感。

自信を持ってお勧めできる。

カレイのみの釣りを 8 時間くらいやるとしても、エサ代 \1,000 もあれば十分。 1 本目の針に、何も 2 本ずつってこともなく、むしろ 1 本目は小物を寄せるために 1 本のアオイソメをつけるくらいに考えておけばいいし。なくなったらワーム使ってればいいし。

ちなみに、この仕掛けだと、針が絡まったり切れたときにも、すぐ交換できて便利。サルカンに被せられるサイズのゴム管と、 14 / 16 / 18 のカレイ針をフローティングベストに入れておくと便利。また、針にはボンボンつけなくても釣れた。

モンベル スーパーハイドロブリーズレインウェア使用レポート

強くなったり弱くなったり、降りしきる雨の中で 8 時間ほど使用してみての感想。

最初の数時間は撥水効果抜群だった。

しかし徐々に水がしみ込んで来るような状態になっていった。腿の上に肘を置いて釣りをしていたり、撥水効果を妨げることをしていたためだ。とはいえ、「やや染みているか?」くらいの感覚でしかない。実際、帰り際、車に乗り込む前にレインウェアを脱いだのだが、濡れているところは見当たらなかった。

しかし、残念なことに、両ポケットの中に水がしみ込んできていた。桧原湖ツーリングキャンプ ( 復路 ) のときのモンベル ストームクルーザーと同じ状態である。

おかげさまで左ポケットに入れていた封を切っていない煙草がダメになってしまった。右ポケットにはデジカメの RICOH R10 が入れてあったが、なんとか動作した。ヒヤヒヤもの。

防水対策として、 S サイズくらいの防水スタッフバッグ ( といってもペラペラのやつ ) 、もしくはジップロックなんかがあると便利。それをレインウェアのポケットに入れておくのだ。

ジップロックと言えば、食材の保存に使ったことなんか数えるほどしかないなぁ。ほとんどが釣り・アウトドア系で使っているような…ナイス旭化成。

なお、潮風を浴びたレインウェアは、以下の方法でメンテナンスした。

  • 洗濯機のメニューをソフトにセット。洗剤は二ワックスの透湿防水素材用洗剤が良いらしいが、なかったので液体洗剤で…ただし、よくすすぐこと。
  • 洗剤を完璧に洗い流すため、すすぎは 3 回行なう。
  • 脱水は 1 分、水を飛ばす程度。
  • 洗濯終了後でも、レインウェアの内側に水がたまりまくってるので、一度払ってハンガーに吊るす。
  • レインウェアが濡れている状態のときに、ニクワックスの TX ダイレクトスプレー ( 防水スプレー ) を均等に吹きかける。
  • このとき、防水スプレーが白い水の玉となることがある。説明書に従えば、その水玉を布でふき取らないと染みになるということだが、使ってみての感想では、ふき取らなくても良いようだ。確かに、乾燥するとその部分が白くなるのだが、乾燥後に布でふき取っても綺麗に取れてしまう。これはレインウェアの生地がつるつるだからだろう。 ( At Your Own Risk )
  • 日陰干でひたすら乾燥。以上。

全体を通しての感想

  • ヒラメ仕掛けは 2 本針にするとよく釣れていた。ただし、ロックフィッシュが多い。
  • ヒラメを狙うなら、 1 本針でハリスを長めに取り、じっくり待つことかな。数は釣れないが、ヒラメの確率は増えるはず。当たればでかい。
  • カレイは大きくコヅくと、大物がかかると言っていた。
  • 私はガルプで大物を狙う。
  • 電子機器は防水スタッフバッグに入れてからポケットへ。
  • 酔い止めは効果絶大だった。
  • 船から下りた後、地面が揺れていた。
  • 船の面白さは数釣りにあるのだろうか。私とは方向性が違っているようだ。陸でワームやジグで釣りをしている方が合っている。
  • ヒラメは釣れなかったが、カレイ 30 枚は達成した。

というわけで、当分船はいいや。

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