Bloody Mary - blog

Bloody Mary 別館

プリンタヘッドの掃除

CANON MP830 反復活祭(ウェスター)

年に数回しか利用していない FAX プリンターの MP830 であるが、この度ご臨終の運びとなった。去年くらいからカラー印刷ができなくなり、ついに黒まで出なくなったのである。全色コンプリートだ。



去年、カラー印刷で白い横線が入るようになったときにプリンターヘッドの掃除をしようと考えたのだが、分解しなければならないとか書かれてあって、面倒くささに放置。モノクロ印刷できりゃいいわということでそのまま使っていたのだが、この間印刷しようとしたらついに黒まで出なくなった。

MP830 はただのでかいスキャナと化した。スキャナなんてこの 5 年間で 3 回くらいしか使ってねぇよ。

どうせ粗大ゴミに出すなら分解して壊しても構うまいと思い、メンテ方法を改めて検索してみたところ、どうやらプリンターヘッドの取り外しはとても簡単に出来るらしい。カバーを上げて、インクを取り外し、レバーを上げれば取り外せる。私が去年見たウェブは何だったのだろう。

ともあれ、ヘッドが取り外せたならこっちのものだ。基盤部分に水がかからないよう、ぬるま湯で入念に洗う。インクの塊が落ちまくった。その後、エアーダスターで水を吹き飛ばし、ドライヤーで乾燥させ、ヘッドとインクを戻して印刷パターンをチェック。全色出るように戻ったものの、やはり白い横線は入る。

カラーは割とどうでもいいが、せめて黒はちゃんと印刷して欲しい。

もう 1 回やるか。

またヘッドを取り外し、今度は精密ドライバーでヘッダからノズルを分離、完全にクリーニングした。で、乾燥させた後にヘッドを戻したら、「プリントヘッドの種類が違います。正しいプリントヘッドを装着してください」のエラー。もうあふぉかと。ヘッドの種類は同じなんだよ。誰がいつ別のヘッドに交換したよ。マジシャンか。

プリンタの電源を入れると上記エラーがでて、もうスキャナですらも使えない。これでは単なる粗大ゴミだ。しかも起動と同時にエラーが出て停止してしまうので、いかなる機能も使えない。ただただ電力を消費する無駄飯ぐらいのマシンができあがった。斬新。

基盤部分は水に浸からないよう注意したし、 1 回目との違いはノズルまで分解したということだけ。つーか、ちょっと水に濡れたとしても、濡れたまま通電させたわけじゃないのでショートはしてないはず。

ということはだ、プリンターヘッドのインク注入口からノズル部分まで完璧に乾燥させてしまったために、インクを検知できない感じのエラーであると推測。

おもむろにヘッダを取り出し、またノズルまで分解して洗う。エアダスター後、 24 時間完全乾燥させた。

翌日、ヘッダをセットする。「プリントヘッドの種類が違います。正しいプリントヘッドを装着してください」のエラーに「うるせえ」とツッコミ、お構いなしにインクをセット。おもむろに電源を OFF。さらに 24 時間ほど放置し、翌日電源を ON するとエラーは出なくなっていた。

さすがオレ様と思いつつ、こんな苦労するくらいならもうちょいマメにメンテしてよね。

印刷パターンをチェックすると、やはりカラー部分に白い横線は入る。黒も綺麗なチェック模様のパターンにならない。

クリーニング NG。クリーニング NG。強制クリーニング NG。もう 1 回 NG。

週末に互換インクフルカラーを 3 千円で購入したばかりだが、強制クリーニングで黒が 1/4 しか残ってない。

何やら気も済んだし、 amazon でプリンタ探すかな……

2 Comments

Add a Comment
  1. プリントヘッドだけ売ってありますよ。

  2. うああ、そうなんですね。しかし時すでに遅く、ごみ処理場でプレスされてしまいました。この情報は次のプリンタに生かしたいと思います。情報ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Bloody Mary - blog © 2008 - 2021