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Bloody Mary 別館

吹上高原でスコール体験ツアー

雨男は実在する。

いつものように吹上高原

友人が「キャンプファイアしてー」とのたまわった。私も最近キャンプしていないし、それも良いかと思った。

男二人がキャンプで一泊するとなると、最低でもこれだけの荷物が必要になる。しかも直火禁止のキャンプ場で焚き火がしたいなら、焚き火台が必須だ。 MR-S にこれだけの量が積めるだろうか?

一泊に必要な道具
  • テント * 2
  • シュラフ & マット (私のは 10 リットルのスタッフバッグに収まる)
  • シュラフ & 銀マット (友人のは化繊シュラフなので、結構な荷物になる)
  • タープ (夏場は必須と言っていい)
  • ビールと肉を冷やすソフトクーラーボックス (これだけは譲れん)
  • ミニテーブル (意外と必須。地面にコップや瓶を置くと倒れるので)
  • 薪 (これも一束で結構な荷物になる)
  • ユニフレーム ファイアグリル (焚き火台)
  • あとは個人の着替えとか細々としたもの。タオルは必須。

やってみた。

ボンネット下にあるスペアタイヤボックスから、スペアタイヤを取り外す。実際はいつも取り外した状態で走っているので、空なわけだが。そうなるとパンクが不安なので、タイヤ補填剤をシート後ろのラゲッジスペースに保管してある。

このスペアタイヤボックスには、焚き火台、テント * 2、タープ、ブルーシート、私のシュラフ & マット 1 組 が収まった。

シート後ろのラゲッジスペースには、タープのポール * 2、カメラ三脚、銀マット、小物が納まる。

しかし、まだシュラフ 1 個と、クーラーボックス、薪といった大物が余っている。というわけで、助手席をちょっとだけ前にずらし、隙間にでかい化繊シュラフと薪、タープやテントのペグ類を置いた。クーラーボックスは、サイドブレーキの上に無理やり置いた。これでなんとかなった。ただし、助手席の奴は、ザックにコンロ等を入れてきていたので、ザックを足の間に無理やり置いて座っている。少し厳しそうだ。まあ、我慢してもらう他ない。

二人とも山用の道具だったら、その 30リットルのザック分がまるまる空いたんだがなぁ。そうすれば、窮屈な思いをせずすんだだろう。

こうして、最小限の道具をつめて吹上高原に向かった。

何のひねりもなく、 4 号線をひたすら北上する。

途中、三本木の道の駅でひまわりソフトクリームを買った。ヘイゼルナッツっぽい味がした。なんとなくだが。ヘイゼルナッツって何だっけ?

そこから 4 号線を北上すると、大崎市の古川がある。 4 号線を右に折れ、古川の中心地方面へ、ヤマヤとジャスコで酒、食料品の買い物である。

そこから 4 号線に戻り、左に曲がって 47 号線を北西に向かう。

昼過ぎに出発して、吹上高原キャンプ場に着いたのが 16:30 。サイト代は、二人で \2,000 だった。一人頭 \1,000 なので、かなりお安い。しかも温泉割引券をくれるので、一人 \400 で入浴できる。

夕方近くの到着になったため、既に結構なキャンパーが訪れていた。

家族連れからツーリングでつるんでいるチーム、恋人と一緒に来ているチームもある。とりわけ悲しいのが、我々のようにヤロウだけで来ているチームである。どういうわけか、それなりの数がいる。しかも、大人数の野郎オンリーチームもいるから侮れない。見渡す限り、女性オンリーチームはいなさそうだ。

そして、暑い。エアコンをマックスで効かせて来た私に取って、この暑さは地獄である。

友人は「テント張るか」と言ったのだが、「馬鹿言うな、まずタープだ」と却下した。上空にはラピュタが入ってそうな雲が居座り、何やらイヤな予感がしたのである。

タープを張っているうちに、予想通りぽつぽつと雨が降ってきた。しかも、超絶雷のおまけつき。流石はレインマンと関心してしまう。ちなみにこのレインマンは、 4 月のさくらます釣行の予定を、大雪でへし折ってくれたやつと同一人物である。 ⇒ 仙台新港赤灯台でフラットフィッシュ

雨は夕方過ぎに豪雨へと変わるだろう

※ 意味なし

しかも、すぐ近くの森に落雷したようだ。こえー。車に避難しようにも、 MR-S は天井が幌だから、避雷針効果があんまりなさそうだし、もうテントを張り続けることにした。

そうこうしているうちに、キャンプサイトの芝に雨が溜まり、だんだん水かさが増えて行く。

確かに、平らなところに幕営しているが、いくら何でもこれは変だと思って回りを見渡したら、ちょうど水の流れのある最低位置に幕営してしまったためだった。見ての通り、周囲全ての水が、やや低い位置にある部分に流れ込んで川を作り、さらにその川が我々の幕営した部分に集まってきているのが見て取れる。テントが浸水してしまったちくしょう。

力の限界を感じたので、車を挟んで斜面の上に逃げることにした。

斜面の上
## ●                ここに逃げた
######
########## 車        MR-S
##############
################## ▲  ここにタープ張っていた
######################
斜面の下

若干斜めなところに幕営したが、浸水するよりはいいのである。びしょ濡れになりながら撤収を終え、しばらくすると雨が上がった。川なんて跡形もなくなっている。かなり水はけの良い地形である。

そして念願の焚き火。良かったじゃないの > レインマン

教訓
  • テントの設営は、周囲より位置エネルギーの高いところにしておこう
  • 雨が降りそうなときは特に
  • 斜面だと若干寝づらいけど

1 Comment

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  1. いやレインマンじゃねぇしw

    試練ちゅのは、それを乗り越えられるやつにしか訪れないのですよ。

    只今、着々とキャンプグッズを購入中
    一通り集まったらまた誘うのでヨシナニ

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