2010/7/18 日曜日

吹上高原でスコール体験ツアー

Filed under: キャンプ — Charlie @ 23:55:13

雨男は実在する。

いつものように吹上高原

友人が「キャンプファイアしてー」とのたまわった。私も最近キャンプしていないし、それも良いかと思った。

男二人がキャンプで一泊するとなると、最低でもこれだけの荷物が必要になる。しかも直火禁止のキャンプ場で焚き火がしたいなら、焚き火台が必須だ。 MR-S にこれだけの量が積めるだろうか?

一泊に必要な道具
  • テント * 2
  • シュラフ & マット (私のは 10 リットルのスタッフバッグに収まる)
  • シュラフ & 銀マット (友人のは化繊シュラフなので、結構な荷物になる)
  • タープ (夏場は必須と言っていい)
  • ビールと肉を冷やすソフトクーラーボックス (これだけは譲れん)
  • ミニテーブル (意外と必須。地面にコップや瓶を置くと倒れるので)
  • 薪 (これも一束で結構な荷物になる)
  • ユニフレーム ファイアグリル (焚き火台)
  • あとは個人の着替えとか細々としたもの。タオルは必須。

やってみた。

ボンネット下にあるスペアタイヤボックスから、スペアタイヤを取り外す。実際はいつも取り外した状態で走っているので、空なわけだが。そうなるとパンクが不安なので、タイヤ補填剤をシート後ろのラゲッジスペースに保管してある。

このスペアタイヤボックスには、焚き火台、テント * 2、タープ、ブルーシート、私のシュラフ & マット 1 組 が収まった。

シート後ろのラゲッジスペースには、タープのポール * 2、カメラ三脚、銀マット、小物が納まる。

しかし、まだシュラフ 1 個と、クーラーボックス、薪といった大物が余っている。というわけで、助手席をちょっとだけ前にずらし、隙間にでかい化繊シュラフと薪、タープやテントのペグ類を置いた。クーラーボックスは、サイドブレーキの上に無理やり置いた。これでなんとかなった。ただし、助手席の奴は、ザックにコンロ等を入れてきていたので、ザックを足の間に無理やり置いて座っている。少し厳しそうだ。まあ、我慢してもらう他ない。

二人とも山用の道具だったら、その 30リットルのザック分がまるまる空いたんだがなぁ。そうすれば、窮屈な思いをせずすんだだろう。

こうして、最小限の道具をつめて吹上高原に向かった。

何のひねりもなく、 4 号線をひたすら北上する。

途中、三本木の道の駅でひまわりソフトクリームを買った。ヘイゼルナッツっぽい味がした。なんとなくだが。ヘイゼルナッツって何だっけ?

そこから 4 号線を北上すると、大崎市の古川がある。 4 号線を右に折れ、古川の中心地方面へ、ヤマヤとジャスコで酒、食料品の買い物である。

そこから 4 号線に戻り、左に曲がって 47 号線を北西に向かう。

昼過ぎに出発して、吹上高原キャンプ場に着いたのが 16:30 。サイト代は、二人で \2,000 だった。一人頭 \1,000 なので、かなりお安い。しかも温泉割引券をくれるので、一人 \400 で入浴できる。

夕方近くの到着になったため、既に結構なキャンパーが訪れていた。

家族連れからツーリングでつるんでいるチーム、恋人と一緒に来ているチームもある。とりわけ悲しいのが、我々のようにヤロウだけで来ているチームである。どういうわけか、それなりの数がいる。しかも、大人数の野郎オンリーチームもいるから侮れない。見渡す限り、女性オンリーチームはいなさそうだ。

そして、暑い。エアコンをマックスで効かせて来た私に取って、この暑さは地獄である。

友人は「テント張るか」と言ったのだが、「馬鹿言うな、まずタープだ」と却下した。上空にはラピュタが入ってそうな雲が居座り、何やらイヤな予感がしたのである。

タープを張っているうちに、予想通りぽつぽつと雨が降ってきた。しかも、超絶雷のおまけつき。流石はレインマンと関心してしまう。ちなみにこのレインマンは、 4 月のさくらます釣行の予定を、大雪でへし折ってくれたやつと同一人物である。 ⇒ 仙台新港赤灯台でフラットフィッシュ

雨は夕方過ぎに豪雨へと変わるだろう

※ 意味なし

雨の吹上高原

雨の吹上高原

しかも、すぐ近くの森に落雷したようだ。こえー。車に避難しようにも、 MR-S は天井が幌だから、避雷針効果があんまりなさそうだし、もうテントを張り続けることにした。

雨の吹上高原2

雨の吹上高原2

雨の吹上高原3

雨の吹上高原3

そうこうしているうちに、キャンプサイトの芝に雨が溜まり、だんだん水かさが増えて行く。

浸水したテント

浸水したテント

確かに、平らなところに幕営しているが、いくら何でもこれは変だと思って回りを見渡したら、ちょうど水の流れのある最低位置に幕営してしまったためだった。見ての通り、周囲全ての水が、やや低い位置にある部分に流れ込んで川を作り、さらにその川が我々の幕営した部分に集まってきているのが見て取れる。テントが浸水してしまったちくしょう。

水たまりに浮かぶテント群

水たまりに浮かぶテント群

力の限界を感じたので、車を挟んで斜面の上に逃げることにした。

斜面の上
## ●                ここに逃げた
######
########## 車        MR-S
##############
################## ▲  ここにタープ張っていた
######################
斜面の下
浸水したので場所変え

浸水したので場所変え

若干斜めなところに幕営したが、浸水するよりはいいのである。びしょ濡れになりながら撤収を終え、しばらくすると雨が上がった。川なんて跡形もなくなっている。かなり水はけの良い地形である。

雨上がりの吹上高原

雨上がりの吹上高原

山頂に覆いかぶさる雲

山頂に覆いかぶさる雲

暮れゆく吹上高原

暮れゆく吹上高原

そして念願の焚き火。良かったじゃないの > レインマン

焚き火その1

焚き火その1

焚き火その2

焚き火その2

教訓
  • テントの設営は、周囲より位置エネルギーの高いところにしておこう
  • 雨が降りそうなときは特に
  • 斜面だと若干寝づらいけど

2010/7/2 金曜日

仙台新港赤灯台でフラットフィッシュ

Filed under: 釣り — Charlie @ 15:32:09

最近ちょっと活性悪いんじゃないの?

季刊ですね。分かります。もはや日記、月記ですらない。

7/2 初釣り

およそ 4 ヶ月ぶりの登場です。本当はもっと前に釣りをしているはずでしたが、二日酔いで禁酒の誓いを立てたり、雨が降ったのでてるてる坊主作ったりと、忙しかったんです。

そもそも 4/17(土) に山形までさくらます釣りに行くはずだったんですよ。でもどっかの雪男のせいで、 4 月下旬だというのに雪ですよ、 SNOW 。先週、夏タイヤに履き替えたばかりだってのに、もう馬鹿かと、あふぉかと。謝れ。このオレに謝れ。そして、さくらます釣って「パチンコで勝っちゃったからつい 1 万も出して買っちゃったんですよ」とか自慢してたペンシルロッド折れ。

思えば、その冬の終わりの断末魔がケチのつき始めだったような。 5 ~ 6 月にかけて 4 回以上、釣りの予定をキャンセルしています。これだけ釣行の予定をへし折られると、雪男の凶運に感染したかもしれない、と半ば本気で考えてしまい、意表をついて平日に行くしかないと有休を取ってやってきました仙台新港。

近場すぎるのは釣りリハビリのためです。いつものようにお金をかけないルアーフィッシング。

ちなみに、 4 時起きでハイです。

今回は、いつもの白灯台ではなく、赤灯台でシーバス&フラットフィッシュ狙いです。

ちなみに、白灯台は、延々 2km くらい歩いていく南防波堤の先端にある灯台で、赤灯台は、湾を挟んで北側にあるところです。実は赤灯台、石油工場の敷地の先にあって車で乗り入れできないところにあります。船でしか行けないところだと思っていたのですが、歩けば行けるという話を聞いていたので、今回試しに行ってみることにしました。

ところで、毎年シーバスシーバス言ってますが、釣れたためしがありません。どうやれば釣れるんでしょうか。

とりあえず、いつもの船の待ち合わせ場所を目指します。途中にあるトンネルの手前に、駐車場があるので、そこに車を乗り捨て、フラットフィッシャー (コチ・ヒラメ狙いの人。造語) がいる砂浜を横目に歩きます。

仙台新港

仙台新港

まずは 1 の位置。最奥にはしごがかけてあったので、利用させてもらいます。登ったはいいものの、くだりのはしごがありません。下までは 2m くらいあります。とりあえず、飛び降りましょう。帰りはどうやって登るんだとか考えてはいけません。釣り人たるもの前進あるのみです。

※ 決して真似してはいけません

すぐ向かい側では黒鯛師が、一人ストイックな釣りを繰り広げています。船で渡ったんでしょうね。ここ数年は黒鯛の姿もみていないような……

気を取り直して、今回から釣りキチ三平のようにデータフィッシングをしようと思ったので、温度計持参です。

天候

時刻は 4:50 。水温は 20 ℃。曇りときどき霧雨。風はほぼなし。波も穏やか。満潮。

よく分かりませんが、いいんじゃないでしょうか。

まずは小手調べ。鯖などに実績のあるピンク系でいきましょう。小さめのメタルジグ 10g をチョイス。手前側はテトラを沈めてあるので、キャストしてジグを着底させ、底を引いた後に、テトラ前で浮かせて巻き取りましょう。

向かい側のテトラとの間に、潮の流れがあります。その辺を狙ってみましょう。

低層、中層、上層と、深さを変えて巻いてきます。

たまにボラがちょっかい出すらしく、ブルっと反応がありますが、食いついてるわけではないので、当然釣れません。何投目かを力投したら、水面をひゅーいと飛ぶ姿が。飛魚がいました。まさか実際に飛んでる姿を見られようとは。ジグに驚いたのでしょう。さーせん。

とか言ってるうちにロストしました。じゃあ、ラパラのカウントダウン5 でも使ってみましょうか。

ラパラ CD5

ラパラ CD5

またロストした。しかしテトラ付近を攻めるのはやめられない。その辺に魚が集まるのですから。

ガルプで根魚いってみましょうか……あ、ダウンショットリグの仕掛け忘れた。キャロライナリグしか持ってないけど、まあやってみるか。

ちなみに、ダウンショットリグは、一番下におもりがある仕掛けなので、根がかりしたときに、そのおもり部分だけを切れば、針とワームは無事という、なんとも私に優しい仕掛けになっています。私が一番好きな仕掛けでもあります。

キャロライナリグは、おもりの数十cm 下に針のある仕掛けです。えさ釣りなんかでおなじみです。

テキサスリグは一番使われる仕掛けなんじゃないでしょうか。おもりと針の間隔がない仕掛けです。おもりと針が一体化した仕掛けを思い浮かべてもらえると分かりやすいでしょう。

軽めのバレットシンカーを使った仕掛けでキャスト、はい、ロストですね。そろそろ私でも、読めていましたよ。

う~む、残念ながら釣れませんでした。でも、場所的にはかなりいいと思います。勘ですが。

場所替え

ちょっと場所を移動したくなりました。で、肝心の帰りですが、とりあえず、すべての荷物を上に上げます。壁の高さは私の頭より高いです。手はかかるので、ジャンプして乗り越えられるか試してみます。いい年こいたおっさんが、何をやってるんでしょう。高校生だってこんな真似はしないでしょう。

なんとか乗り越えられました。

人間、やればできるんだよ。

次はいよいよ本命、赤灯台を目指します。しかし、人が多いです。密集というほどではありませんが、せっかくの平日だし、落ち着いて釣りたいです。

赤灯台

赤灯台

人がいない、西側に歩いていってみました。一番突き当たりに 1 組の投げ釣り師がいたので、 100m くらい手前に陣取ります。

赤灯台西側

赤灯台西側

テトラの上に荷物を展開、ロッドと玉網だけ持って、テトラの先端まで進みます。赤灯台付近はコチ、シーバスを狙えると聞いていましたが、どうせシーバスは釣れないと思ったので、手堅くフラットフィッシュを狙います。

今度もキャロライナリグで、ソフトワームです。ガルプ溶液に漬け込んだエコギア グラスミノー 銀・青は、色が抜けて白になっていました。まあ、色は気にしない。

2 回目のポイントは、下が砂地になっているっぽいです。ずる引きしても、たまに海草に引っかかる程度で、ロストの心配がないのがいいです。こういうところはテキサスリグで攻めたいですね。

扇状の範囲を 5 ~ 6 回ほどキャストして探り、いなかったら東に進んで繰り返し、広範囲の面を探っていくラン&ガンです。

2 回目の移動で東側を攻めたときに、ブルっと来ました。普通にキャストして、仕掛けが着底したかどうか、というタイミングで来ました。即あわせでしたが、何とかかかってくれたようです。

このタイミングなら、たぶん、アイナメかコチか、どっちかでしょう。ブルブルブルと反応していますが、そこはシーバス用のラテオ、はっきり言って余裕過ぎます。巻き続けていると、反応がなくなりました。しかし、重くはある。巻くのを再開すると、またブルブルブル。体力はなさそうな魚です。

で、あげてみるとコチでした。30cm オーバーです。

コチ

コチ

網を使って取り込んだわけではないです。魚がテトラから落ちないように、網に乗せて撮影しているだけです。

コチは 40cm 以上でないとあんまり食べるところがないんだよなぁ、と思っていたら、気づいてしまいました。魚の背びれ付近に寄生虫が蠢いているのを……ヤバイ、鳥肌立ちそう……

チェーーーーンジ!

コチさんには速やかにお引取りいただきました。代えはいませんが。

撮影していると、突き当たりで釣っていたおじさんが寄ってきました。話を聞くと、投げでアイナメ狙っているそうで。そして有力な情報ゲット。このあたりではスズキが釣れるそうです。やる気がでます。

同じポイントで二匹目のコチを狙ってみましたが、時間がかかって群れが散ってしまったためか、反応なし。

シーバス狙ってみます。今度はフロートのミノーで、上層を狙います。 10g 以上はありそうな大き目のルアーなので、それなりに飛びます。

どこらへんを攻めればいいか分からないので、コチと同じように扇状を攻めます。テトラの前を水平に引いてきたり、湾から陸地に向かって引いてきたり。 10 時までやりましたが、釣れる気がまったくせず、太陽もさんさんと照りつけて顔が熱くなってきたので撤収します。

お疲れ様でした。

帰りは駐車場まで 20 分コースでした。距離的に、白灯台と同じですね。

まあ、釣れたからいいかな。

タックル 商品名
ロッド ダイワ ラテオ 96ML
リール シマノ 05′ バイオマスター
ライン 2500 番スプールに、メーカー不明のフロロカーボン 2 号。
ルアー メタルジグ、ミノー、エコギア グラスミノー
その他 メーカー不明のフィンガープロテクター

2010/3/13 土曜日

Pen4 と Corei7 環境でのベンチマーク比較

Filed under: Corei7 — Charlie @ 23:24:37

4 週間ほど前に注文していた RAID ボード ( ASR-2405 ) がようやく届いた。

お届け期間「 2010/2/27 – 2010/3/12 」の最終日前日に発送するとはやるじゃないの Amazon さん。

在庫ありだから遅くとも 2 週間程度で届くと思って注文したのに、 1 ヶ月もかかったら普通は怒るよ?

注文時に \25,000 だったのが、しばらくしたら \30,000 で売っていたことに関係ありそうな。キャンセルさせたかったのか?

3/12 Fri. 子狐ご飯

ひょんなことから、子狐ご飯というものを知った。細切りにした油揚げをだし汁で炊き込むシンプルな炊き込みご飯らしい。現物を見たことすらないのだが、その美味しそうなイメージに、ついうっかり作りたくなってしまった。

というわけで、 3/12(金) は、仕事が終わるや否や、油揚げを買って帰宅した。

90 分クッキング

米を洗ってざるに 30 分放置。その間、かつお節をたっぷり入れただし汁を作る。油揚げを湯通しして油抜きし、細切りにした。それらを、電子ジャーにまとめてぶち込む。塩も醤油も入れない。ただ、出汁と油揚げの味のみ。

食べてみた。キツネが喜びそうな味だった。なんとなくだが。

私好みの味でもあった。単品でいくらでも食べられる、というわけにはいかないが、白米にプラスアルファされた味覚が普通のご飯を食べるよりも食欲を増加させる。しかし猫は興味がない。

おかずは「こごみ」という「ぜんまい」みたいな山菜をついでに買ってきていたので、素揚げにして、塩を振った。

それだけ。こんなシンプルな夕食なのに、満足してしまう貧乏体質の私がいますよ。

去年初めて飲んだとき、こんな旨いビールは飲んだことがないと思ったシルクエビスだったが、今となってはイマイチに感じる。何でだ。

飲んでいたら RIAD ボードが届いた。酔っ払いなので作業できず、翌日へ持ち越し。

3/13 Sat. DVD ドライブ故障

※ SATA や SATA2.0 等と記述していますが、特に明記してなければ SATA は SATA2.0 を指していると思ってもらえると…

※ 理論値という言葉も同様に、転送速度の「有効速度 ( 80% 程度 ) 」は理論的には出せるはず、という意味だと思ってもらえると。

ケースをばらして RAID ボードを挿し、 HDD 4 台で RAID1+0 を構築。 M/B の BIOS でデバイスの起動順をリムーバブルディスク、DVD ドライブ、RAID の順に変更。

Windows7 の DVD を入れて起動。いよいよインストールである。 ASR-2405 の BIOS 起動がやけに長いのは仕様。

しばらくすると、メディアを入れろと催促される。あれ、 Windows7 の DVD は入ってるよ?

ASR-2405 との相性で DVD ドライブを認識しなくなったのかと RAID ボードを抜いてみるが、メディアをシークしている様子がない。 Windows7 の DVD 裏面には傷などないし、まさかドライブが…

仮の OS をインストールしている eSATA をつなげて、 Windows7 を起動。適当な DVD を読み込ませてみるが、どれも認識しない。

ついこの間、 OS インストールしたから、その後壊れたか。なんてピンポイントなんだ。

うつむき加減に TWO TOP に行って DVD ドライブ (LG SuperMulti GH24NS50) を購入してきた。
また散財……

それにしても、昔は、 DVD-RW ドライブの前身とも言える CD-RW ドライブといえば 5 万はした ( ものによっては倍 ) 。私が初代 CD-RW ドライブを購入したときで 3 万強、 2 代目となる DVD-RW ドライブが 1 万弱、それが今は \3,600 で買える。スゴスギ。

家に帰って取り付けようとしたら、ドライブの端子が SATA でビビった。 IDE じゃねーのかよ。

普通に考えれば SATA のドライブがない方が不自然なのだが、今まで SCSI と IDE しか使ってこなかったので、 SATA のドライブがあるということを考えたことすらなかった。 SATA はほとんど HDD 専用かと…

だが、問題はない。 P7P55D に SATA コネクタなどは腐るほど空いている。 黒っぽい SATA_E1 コネクタは eSATA で利用するっぽいので、使わない方が良さそうだ。 その下の SATA1 コネクタに接続。

RAID ボードを挿したまま、 OS インストールできた。

ベンチマーク

  • 旧環境である Pentium4 と RAID0+1
  • RAID ボードが届くまでのツナギの環境である Corei7 と SATA 1 台
  • 再構成後の環境である Corei7 と RAID1+0

上記の 3 つの環境でベンチマークを取ってみた。

A. Pentium4 + FASTTRAK S150 TX4 (RAID0+1)

【M/B】 ASUS P4P800-E DELUXE
【CPU】 Pentium 4 3.20EG Socket478 BOX
【MEM】 DIMM DDR SDRAM PC3200 512MB CL3 × 2
【VGA】 MATROX Millennium P650
【RAID】 PROMISE FASTTRAK S150 TX4 ( RAID0+1 )
【HDD】 Maxtor MaXLine 250GB × 2 と Hitachi 250GB × 2 の 計 4 台
【OS】 Windows XP Professional

FastTrak S150 TX4 では、旧規格の SATA ( 150 [MB/s] 。今は倍 ) を 4 台まとめて接続できるが、 RAID0+1 で組んでいるので、 2 台のストライピングと同じスピードになる。

SATA 並列書き込みの転送速度は 150 [MB/s] の 2 倍の 300 [MB/s] だが、 33MHz PCI バスの転送速度 133 [MB/s] がボトルネックとなり、有効速度の理論値は 133 [MB/s] で打ち止め。

Pen4 RAID0+1 のときに 100MB での Read/Write

100MB での Read/Write

Pen4 RAID0+1 のときに 1000MB での Read/Write

1000MB での Read/Write

Pen4 RAID0+1 のときに 2000MB での Read/Write

2000MB での Read/Write

平均すると、以下のようになる。

Read Write FileCopy 有効速度の理論値
86,192 [KB/s] 42,317 [KB/s] 9,763 [KB/s] 133 [MB/s]

Read ですら、理論値の 63% しか使っていない。この RAID ボードなら、 4 台でストライピングしたときに、 PCI バスのボトルネックに引っかかるかどうかと思われる。

B. Corei7 860 (SATA 1台)

【M/B】 Asus P7P55D
【CPU】 Core i7 860 Box
【MEM】 DDR3-12800 2GB × 2
【VGA】 ASUSTeK ENGTX260 ( GeForce GTX 260 )
【HDD】 Maxtor MaXLine 250GB 1 台
【OS】 Windows 7 Professional 64bit

SATA2.0 の転送速度は 300 [MB/s] で理論値も同じ。だが、実際それほど速度がでるわけもなく。

Corei7 SATA 1 台のときに 100MB での Read/Write

100MB での Read/Write

Corei7 SATA 1 台のときに 1000MB での Read/Write

1000MB での Read/Write

Corei7 SATA 1 台のときに 2000MB での Read/Write

2000MB での Read/Write

平均は以下の通り。

Read Write FileCopy 有効速度の理論値
48,398 [KB/s] 22,131 [KB/s] 1,523 [KB/s] 300 [MB/s]

A 環境 ( HDD 2 台で RAID0 ) の結果と比較すると、 Read も Write も約半分になっているのが分かる。このベンチマークが HDD 1 台での速度なのだろう。 Read は SATA2.0 ( 300 [MB/s] ) 理論値の 15% 、 Write は 7.2% にしかならない。

FileCopy は A 環境 ( HDD 2 台で RAID0 A ) の方が 6 倍ほど高くなっている。 FASTTRAK S150 TX4 の価値は FileCopy にしか見出せない。ソフトウェア RAID でも同じような結果は得られるだろうから。

B 環境は単純に SATA 1 台の速度を計っているが、ソフトウェア RAID などでストライピングをしたとしても、 HDD の台数が少ないと、 SATA 1 本分の有効速度の理論値にすら、迫ることができないような気がする。

ベンチの Read で計算すれば、 6 台束ねてようやくか。 CPU 負荷を考えるとやってられないなと思う。

ちなみに 4 台でソフトウェア RAID のストライピングを試したら 600 [MB/s] が出た……夢をみた。

ネゴトは寝てから。

どうでもいいが、 1000MB の場合の Draw ベンチ Rectangle が異常に高すぎる件が笑える。

C. Corei7 860 + ASR-2405 (RAID1+0)

【M/B】 Asus P7P55D
【CPU】 Core i7 860 Box
【MEM】 DDR3-12800 2GB × 2
【VGA】 ASUSTeK ENGTX260 ( GeForce GTX 260 )
【RAID】 ADAPTEC ASR-2405 ( RAID 1+0 )
【HDD】 Western Digital WD10EADS-M2B 1TB × 4 台
【OS】 Windows 7 Professional 64bit

P7P55D は 1 本しかない PCIExpress x16 バスをグラボに専有され、残る PCIe x4 バスにしょうがなく ASR-2405 が挿さっている。なお、 PCIe x4 の有効転送速度は 1 [GB/s] である。

一方、 SATA2.0 を RAID1+0 で 2 台並列に読み書きすることにより、転送速度 600 [MB/s] が理論値になるが、前のパターンとは逆に、 SATA がボトルネックとなり、 C 環境の理論値は 600 [MB/s] となる。 PCIe x4 で十分である。負け惜しみじゃないよ?

Corei7 RAID1+0 のときに 100MB での Read/Write

100MB での Read/Write

Corei7 RAID1+0 のときに 1000MB での Read/Write

1000MB での Read/Write

Corei7 RAID1+0 のときに 2000MB での Read/Write

2000MB での Read/Write

ちょっとブレが大きいんじゃないの? とりあえず平均すると次の通り。

Read Write FileCopy 有効速度の理論値
173,472 [KB/s] 255,563 [KB/s] 54,291 [KB/s] 600 [MB/s]

100MB 、 1000MB 、 2000MB の Read/Write を通してみると、 Read + Write の値が一定であることが見える。

ただの勘

良くは分からないが、 ASR-2405 では Read も Write も対して変わらない性能を発揮するのではないだろうか。 RAID ボードが高性能なだけにあり得る。

値の変化が激しい ( 下手したら倍になってる ) ので、とりあえず、最大値を叩き出した Write の 100MB を考える。

384,961 / 1,024 = 375 [MB/s]

これが 2 台のストライプなので、 4 台でストライプした日には、 750 [MB/s] のベンチになってしまうだろう。 4 台のときも、 PCIe x8 で動かさなくとも、 PCIe x4 ( 1 [GB/s] ) で十分対応できることになる。

また、最大値ではなく平均データの Write に注目したとしても 249 [MB/s] なので、十分速い。

ASR-2405 実測 Read/Write について

平均データの Read が 169 [MB/s] で Write が 249 [MB/s] となる。 Write に注目すると SATA 1 本分の 300 [MB/s] にも及ばないが、 2 台のストライピングで SATA 1 本弱の速度を得ていると考えると、かなり Good !

B 環境が Read 47 [MB/s] 、 Write 21 [MB/s] なので、平均 Read で 3.5 倍、平均 Write で 12 倍近い値を叩き出している。

PCIe x8 ではどうか

PCIe x8 は 2 [GB/s] の理論値をもつ。

これに ASR-5405 あたりで 8 台 の HDD で RAID0 を動かすと仮定すると、 SATA を 8 本束ねた速度が 300[MB/s] * 8 = 2.4 [GB/s] が理論値となる。

なお、 ASR-2405 の上位機種である ASR-5405 も PCIe x8 が最高速なので、 PCIe の方がボトルネックとなって 2 [GB/s] の速度が得られる。

ASR-2405 ですら、 2 台ストライピングして 375 [MB/s] が得られることが分かっている。

ASR-5405 の内部クロックは ASR-2405 の 1.5 倍の 1.2GHz 。単純に性能差を 1.5 倍として考えると、 2 台で 562 [MB/s] の速度が得られる計算だから、 8 台のストライピングで 2.19 [GB/s] くらいかな。

そう考えると、 ASR-5405 で HDD 8 台をストライピングして、なんとか有効転送速度の理論値に近づけるかどうかといったところか。

ASR-5405 の内部クロックがなんで 1.2GHz もあるのか不思議だったが、やっぱちゃんと考えて作られてるんだね。

本格的なハードウェア RAID ボードだけあって HDD ベンチは満足。 CPU も大分速くなった。

前回自作したときは 30 万くらいかかったが、今回は半分もいってない、と思いたい…

あと 5 年は持たせてみせる。

※ 忘れていたが RAID のブロックサイズはデフォの 256KB だった気がする。

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